創立前史 第1章 もう一つの創立記念日
2022年創立80周年★小野高校史100年
もう一つの創立記念日
幻の田村中学校 小野新町旧制中学誘致にかけた熱き想い
福島県立小野高等学校に関わるすべての人々と
地域の方々に
この創立前史を捧ぐ
二瓶 晃一 第37期 (昭和54年度卒)
(写真提供:ふるさと文化の館 他)
▲大正14年・県立蚕業講習部の生徒達・校舎正門前(現在の小野高校同窓会館付近)にて
若者の教育と地域の発展を夢見て
福島県立小野高等学校は、本年・平成29年(2017年)4月11日をもって創立75周年を迎えた。(創立記念日は、4月の入学の時期を避けて、5月11日に制定)
しかし、その創立の約20年前に、当時の旧制中学をこの地に開設するために尽力した人々がいた。それは、小野新町(明治29年・1896年町制施行・現在の小野町の一部)を中心とする、阿武隈高原中部の町村の教育と地域の発展を夢見た人達の物語でもあり、「もう一つの創立記念日」として記憶すべき日の物語でもある。小野高校の歴史を紐解く上で、そんな熱き人々のストーリーを「創立前史」として記しておきたい。
▲大正14年・テニスに興じる生徒達
▲大正14年・顕微鏡で学ぶ生徒達
▲大正14年・日光への修学旅行
▲大正14年(1925年)・八幡神社より、県立養蚕講習部と小野新町字本町を望む。
大正4年(1915年)に鉄道が開通し、火災を心配した町が翌年「屋上条例」を制定。
その結果、「こば屋根」の多くが、真新しい「トタン屋根」にかわり、白く輝いている。
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